2014年1月3日金曜日

軌道共鳴

女が自由に生きているように見えるとき、男は大体いい顔をしないということは経験的に知っている。血がつながっていても、いなくてもだ。心配したりあからさまに不機嫌になったり、素振りはいろいろだが、理由は分かっている。彼らは彼らを縛る条件と懸命に戦っており、そこから逸脱しようとする女がうらやましい。でも、縛られている条件なら私だって負けない。これまでもこれからも。だけど私は「やると決めたらもう絶対やる」し、「決めたらすぐ」だし、それについて、他人の判断を待っていられるほど若くない。誰かの判断を知りたいと思ったときはそれまで待つが、それも含めて、私の判断として背負って生きる所存だ。

家にやってきた妹の前で大泣きした。サンプルの松井周が今日、Twitterで「『プレイ』という言葉を今年は推したい。演じさせられようと積極的に演じようとエンジョイできればOK。強制はNGという意味。」と言っていて、やっぱり今年はこの人に付いてゆこうと決めた。松井周に付いてゆきたい、と思えるほどの経験を積んだ大人になった。それが今はすごく嬉しい。マゾヒスティックであることが、この世を生き抜く強さに変わることもある。

軌道共鳴という言葉を覚えて、好きになった。Wikipediaによると「天体力学において、公転運動を行なう二つの天体が互いに規則的・周期的に重力を及ぼし合う結果、両者の公転周期が簡単な整数比になる現象 」ということだが、よくわからないので今度、太陽くんに教えてもらいたい。太陽くんというのは私の古い友達で、雪さん花さんというお姉さんの下に生まれ、月ちゃんになりそこねたという男の子である。大学で宇宙について勉強していたので、きっと詳しいに違いない。太陽くんが教えてくれた数学の世界のいろんな話は、いつか誰かに話したい。

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