2013年6月13日木曜日

わたしに無いもの

どうして毎朝、こんなに起きられないのだろうと思う。起きなくていいと、どこかで思っているからに決まっている。私の心は弱い。異動してからあまりまともに仕事していないのが理由だろうと思っていたが、今日、案件をふたつもらって担当することになった。とはいえ、仕事が増えたら増えたで会社に行きたくなくなるので、あまり当てにはならない。

前の部署で、わたしがめちゃくちゃかわいがっていた後輩Tが、障害調査で私のいるフロアに訪れた。顔を見た瞬間、近づいていってとりあえず抱きしめた。森でピカチュウに会ったら抱っこしにいくのと同じ理屈である。Tはカレーパンを食べながら、データ調査に使うための長いSQLを組んでいた。口の周りにカレーパンのパン粉がついていたが、一生懸命組み方を考えているようだったので、黙っていた。

そういえば、先輩と食事にいく約束をする、といってまだ約束していない。今書いている劇評のことで頭がいっぱいだし、劇評を仕上げれば今度は何をおすすめしようか考えることで頭がいっぱいだし、仕事を片付けることだけで精一杯で、職場の人間関係にまで気が回らない。
5月に誘われて「6月になったらお返事します」と言ったことを今思い出したが、すでに6月になって12日間も過ぎてしまっているので、大変薄情な女に見えているのは間違いないが、実際、薄情なのでまったく構わない。

飲み会といえば、職場の女子会(いわゆる女子会のイデアみたいなやつです)に呼ばれないことでわたしは密かに有名である。嫌われているはずもないが、なぜか微妙にカウントされない。女子の付き合いより、いつも自分の行きたい場所を優先しているつけが回ってきているのだと思う。まあ、そんなつけくらいいくらでも、って感じだからいいけど。

全体的に、開き直るばかりで反省のない日記になってしまった。そしてそのこと自体も、特に反省はしていない。

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