2013年10月4日金曜日

苛々する大人

とにかく人と話したくない日が続いているが、連絡がきてランチに呼ばれた。夜に食事をするよりましだと思ったのだ。でも、プロフィール写真にお子さんのものが設定されたSNSで連絡が来たので、うとましい、と思って友達登録はしなかった。こういうのを言ったり書いたりしているときは別に何とも思っていなくて、淡々と、事実とリズムが面白ければそれでいいと思っているのだが、表立った日記でそんなこと書くのはどうか、などと思う人に対しては、嘘かもしれないんだからいちいち目くじら立てないでくださいまし、と言いたい。だって、正確には友達登録したのちに思い直して削除したのである。

本当に話を聞くのがへたな男というのはいて、私の言うことに「そうだね」と言ってくれるのはいいのだが、その言い方が問題なのだ。同意してなぐさめる「そうだね」ではなく、そんなこと自分は知っているし君が言うようなことは珍しくないよ、という精神的上位思想が透ける「そうだね」だと、私は性格が悪いうえに余計なところのプライドが高いのですぐ腹を立てる。直したい。ちなみにこれも嘘だ。直したいとは思っていない。このままでいいわ! だいたい、好きでもない男だから腹が立つのであって、自分の精神状態が万全でないにもかかわらず、つまんない自分の話をしてしまう私が一番悪い。

なかなか人の目が見られなくて困る。それでも目を見て話ができる間柄の人はいて、つまりそういう人のことを私はどんなときでも信頼して好きでいるのだな、というのが自分でわかったのはよかった。そういう人はあまり数は多くないが、人間以外では、あと犬がいる。

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