2012/6/5
8:00起床。胃がもたれていて朝食はパス。
少し遅れて出社中、ホテルの駐車所でなぜかナンパされる。
午前中は日本と連絡も取らず、黙々と作業。
お昼はカルフールの向こう側で、牛肉の入ったスープの麺をたべる。
日差しが強い。そういえば、朝はぼーっとして日焼け止めを塗らなかったのだ。
後悔しながら、歩道橋を渡って帰る。ジャスミン茶と紅茶のペットボトルを買う。
午後はちょっと日本と電話したりする、
日本は、部長命令で全員18:00帰宅らしいので、テレビ会議での夕会も30分早めて行った。
19:00過ぎにProCOBOLで謎のエラーが出る。日本も巻き込んで調べるも再現せず。
ごはんも食べず、22:30くらいまで働く。
胃もたれだったので丁度よい。ホテルの部屋で、残っていた林檎だけ食べる。
NHKのニュースで、北京をプーチン大統領が訪問している様子が流れる。
北京からの中継に、並々ならぬ親近感を覚える。
今は「ようこそ先輩」を見ている。
毎日、自分が疲れているのか元気なのか、痩せたのか太ったのか、日焼けしたのかしてないのかよく分からない。自分の身体は、海外でならはっきり戻って来るかと思っていたけど、未知の背景に次々おそわれてかすんでゆくようだ。
お風呂からあがってまたテレビを見ていると、「時論公論」が急に映らなくなった。重慶事件を扱っていたので、そのせいだと思われる。そのあとの「梅ちゃん先生」では元に戻った。6/4の天安門事件集会などで、政府も神経を尖らせているのだろうか。
2016年1月19日火曜日
2012/6/4
2012/6/4
新しい週の始まり。
初めてホテルの朝食で味噌汁を飲んだ。味噌汁はぐつぐつ沸騰していた。
今日はあまり気持ちをこめて仕事できなかった。
ときどき日本に電話して様子を伺う。相変わらず、抑圧的な空気を感じる。
ランチは食堂で、きくらげ炒めとかに風味豆腐、とうもろこし粥スープ(味なし?)。
出口で、無料クーポンにてジャスミンティーをもらう。お砂糖入りの新感覚。
午後はオフショア定例会議。済南チームリーダーの李さんが出席。
ますますグローバルなプロジェクトになってきた。
しかし今日は何とも憂鬱な日で、訳もなくNにメールしてしまったり
だらけたりしてしまった。職場ではよく誰かの携帯電話が鳴る。一昔前の和音着メロだ。
夜はバスに乗って、魏公村まで餃子を食べに行く。
前菜2品、豚肉と白菜、羊肉、トマトと卵など変わった水餃子をたくさん頂く。
ホテルでNHKドラマを見て泣く。なぜか夜中に『梅ちゃん先生』をやっている。
お風呂で毎日洗濯をしている。下を向いて一生懸命日記を書いていると、髪が重くてうっとうしい。
寝る。
新しい週の始まり。
初めてホテルの朝食で味噌汁を飲んだ。味噌汁はぐつぐつ沸騰していた。
今日はあまり気持ちをこめて仕事できなかった。
ときどき日本に電話して様子を伺う。相変わらず、抑圧的な空気を感じる。
ランチは食堂で、きくらげ炒めとかに風味豆腐、とうもろこし粥スープ(味なし?)。
出口で、無料クーポンにてジャスミンティーをもらう。お砂糖入りの新感覚。
午後はオフショア定例会議。済南チームリーダーの李さんが出席。
ますますグローバルなプロジェクトになってきた。
しかし今日は何とも憂鬱な日で、訳もなくNにメールしてしまったり
だらけたりしてしまった。職場ではよく誰かの携帯電話が鳴る。一昔前の和音着メロだ。
夜はバスに乗って、魏公村まで餃子を食べに行く。
前菜2品、豚肉と白菜、羊肉、トマトと卵など変わった水餃子をたくさん頂く。
ホテルでNHKドラマを見て泣く。なぜか夜中に『梅ちゃん先生』をやっている。
お風呂で毎日洗濯をしている。下を向いて一生懸命日記を書いていると、髪が重くてうっとうしい。
寝る。
2012/6/3
2012/6/3
9:30にカルフール前で待合せして、魏さんと北京動物園へ。
大熊猫(ダーシャンマオ、パンダのこと)を見るのが目的。
寝ているのと、ごはんを食べに起きてきたのと、三頭ほど見ることができた。
子ども連れが非常に多い。檻の前で喫煙したり、割り込みが激しかったりする。ドラえもんがナルトの服を着ているTシャツを着ている人も見た。おなか丸出しの人も数人いた(あとでHさんに聞いたところ、暑い日はそういう人がいるらしい)
しかし広さはさすがのもので、園内の大きな池で白鳥が泳いでいたりもする。
池のほとりの柳が美しい。
あとは、朱鷺を見られたのが面白い体験だった。
獅虎山(すごく強そうな名前)で、虎と白ライオンを見る。虎の咆哮を初めて聞いた。『山月記』の世界のようだ、と今書きながら考えたが、その時はそんなことを思いつく余裕はなかった。
地下鉄4号線で頤和園へ。
入ってすぐの蘇州街が素敵だった。岩山を越えて、仏香閣を横目にゆるやかな山道を下る。途中でリス(本物)を見たり、怪しげなバックスバニー的着ぐるみを目撃したりする。
美しく、長い渡り廊下を歩いて古の中国を思う。乾隆帝の作った石船、昆明湖(人造湖)に圧倒される。急に人が増えたが、皆あの岩山をのぼってここまで来たのだろうか? それとも別の門から?
湖畔を散策しているうちに雷雨となった。軽食(豚肉炒め丼)をたべて、西門を目指す。細い渡り廊下は大混雑だった。
湖の向こう、かすかに十七孔橋を臨む。
別の出口から出て、人力車で地下鉄駅まで。
王府井で下車。工芸品のデパートへ連れていっていただく。
黄金や翡翠、アメジスト、シルク、刺繍など手のこんだ美しい品々が溢れていてとても楽しかった。しかし価格はどれも高め。
干支の切り絵のしおりを二点買う。12元。
その後、シルクシューズの店でやっと気に入るものを見つけて購入。298元。黒いスリッポン型。
老舗のお茶屋さんでおみやげの工芸茶を購入。とても素敵。
大雨はやんで、夕方近いというのに日差しが強くなってきた。
17:00に魏さんとホテル前で別れる。
17:10、K代理と待合せて三里屯へ。Hさんと3人でごはん。
タクシーだと32元。日本料理店でのんびりする。
帰りは60元かかった。
9:30にカルフール前で待合せして、魏さんと北京動物園へ。
大熊猫(ダーシャンマオ、パンダのこと)を見るのが目的。
寝ているのと、ごはんを食べに起きてきたのと、三頭ほど見ることができた。
子ども連れが非常に多い。檻の前で喫煙したり、割り込みが激しかったりする。ドラえもんがナルトの服を着ているTシャツを着ている人も見た。おなか丸出しの人も数人いた(あとでHさんに聞いたところ、暑い日はそういう人がいるらしい)
しかし広さはさすがのもので、園内の大きな池で白鳥が泳いでいたりもする。
池のほとりの柳が美しい。
あとは、朱鷺を見られたのが面白い体験だった。
獅虎山(すごく強そうな名前)で、虎と白ライオンを見る。虎の咆哮を初めて聞いた。『山月記』の世界のようだ、と今書きながら考えたが、その時はそんなことを思いつく余裕はなかった。
地下鉄4号線で頤和園へ。
入ってすぐの蘇州街が素敵だった。岩山を越えて、仏香閣を横目にゆるやかな山道を下る。途中でリス(本物)を見たり、怪しげなバックスバニー的着ぐるみを目撃したりする。
美しく、長い渡り廊下を歩いて古の中国を思う。乾隆帝の作った石船、昆明湖(人造湖)に圧倒される。急に人が増えたが、皆あの岩山をのぼってここまで来たのだろうか? それとも別の門から?
湖畔を散策しているうちに雷雨となった。軽食(豚肉炒め丼)をたべて、西門を目指す。細い渡り廊下は大混雑だった。
湖の向こう、かすかに十七孔橋を臨む。
別の出口から出て、人力車で地下鉄駅まで。
王府井で下車。工芸品のデパートへ連れていっていただく。
黄金や翡翠、アメジスト、シルク、刺繍など手のこんだ美しい品々が溢れていてとても楽しかった。しかし価格はどれも高め。
干支の切り絵のしおりを二点買う。12元。
その後、シルクシューズの店でやっと気に入るものを見つけて購入。298元。黒いスリッポン型。
老舗のお茶屋さんでおみやげの工芸茶を購入。とても素敵。
大雨はやんで、夕方近いというのに日差しが強くなってきた。
17:00に魏さんとホテル前で別れる。
17:10、K代理と待合せて三里屯へ。Hさんと3人でごはん。
タクシーだと32元。日本料理店でのんびりする。
帰りは60元かかった。
2016年1月18日月曜日
2012/6/2
2012/6/2
9:30に魏さんとホテルで待合せ。
朝、ほんの少し吐き気がしたが何事もなく出発できた。
まず、国家図書館駅から西単へ行き、1号線に乗り換えて天安門西駅へ。
初めて見る赤い門に、毛沢東の肖像が掲げられている様子は、正直圧倒的なものだった。
10万人収容可能と言われる広場はどこまでも平らで、見通しは少し排ガスで煙っているものの、多くの観光客(様々な国籍)が歩いたり写真を撮ったりしても揺るがない雄大さを持っていた。
人造物に「雄大」なんて言っていいのか。でも、自然でも人造でも違和感のあるような大きさの建物ばかりなのだ。
荷物を預け、天安門の上に上る。日差しが出て眩しい。帽子を持ってこなかったのが悔やまれる。日傘でなんとか凌いだ。
故宮前は、西太后ヘアのカチューシャや弁髪帽子を売る男たちがいて、テーマパークのような賑わい。写真を撮ってくれるサービスもあるようだが値段が怪しい。
端門から入り、金水橋を渡って午門へ。入場料は60元。
人民会館、毛主席記念館と同様の巨大さながら、華やかさと重厚さのバランスが取れているのでとても美しい。『後宮小説』の世界などを思い出しながら歩みを進める。南から北上するだけでずいぶんとかかるようだ。日本の城などと比べても、大きさ・豪華さなどが桁違いである。
名残惜しかったが故宮をあとにして、時計を見ると12:00前。
すぐ北側の景山公演の丘にのぼることにする。小さな階段を10分ほどかけてのぼる。魏さんとずいぶん打ち解けて話ができている。
故宮を一望できる、と聞いていたが本当にそのとおりだった。古都北京は、小説、絵本のようなドラマティックさを、惜しみなく見せてくれる。
公園の丘を下り、外へ出る。静かな道をしばらく行き、 レストランを探す。
時刻は13:30過ぎ。
地安門外大街に出て、豆餠を買ってから峨眉酒家でランチ。
その後タクシーで南鑼鼓巷まで移動して街歩き。雑多な店、ファッションの店などかなりごみごみしていたがアジアのリアリティを感じるパワーがあった。
歩いて后海を目指す。湖畔に出て、柳の木の下を歩く。
銀錠橋はアジアのおもちゃ箱みたいな可愛らしさと得体の知れなさを持つ空間。
対岸のカフェでジャスミン茶を飲んで休む。
中国では、外の席はだいたいソファだ。これが古きよき北京の街並みというのだろうか。
九門小吃は改装中だった。
ずいぶん歩いて、19:30頃タクシーを二環から拾って三里屯へ。
ワンピース、パーカを買う。
表参道か六本木、ソウルの南大門のようなイメージ。什刹海近辺と同じ街とは思えない。どちらかと言うと、三里屯が北京の中でも特殊なのだろうと思うが。
21:00過ぎ、地下鉄に乗って帰路に。二本乗り継いで、21:45頃に動物園駅に戻る。魏さんには最大の感謝。
それにしても、北京の地下鉄の喧噪はすごい。電波があるらしく、走行中も大声で電話をするし、もちろん呼び出し音は鳴るし、離れた所でも話すし、人が降りる前に乗ってくるので、怖い。最後はかなり慣れてしまったのも、また。
9:30に魏さんとホテルで待合せ。
朝、ほんの少し吐き気がしたが何事もなく出発できた。
まず、国家図書館駅から西単へ行き、1号線に乗り換えて天安門西駅へ。
初めて見る赤い門に、毛沢東の肖像が掲げられている様子は、正直圧倒的なものだった。
10万人収容可能と言われる広場はどこまでも平らで、見通しは少し排ガスで煙っているものの、多くの観光客(様々な国籍)が歩いたり写真を撮ったりしても揺るがない雄大さを持っていた。
人造物に「雄大」なんて言っていいのか。でも、自然でも人造でも違和感のあるような大きさの建物ばかりなのだ。
荷物を預け、天安門の上に上る。日差しが出て眩しい。帽子を持ってこなかったのが悔やまれる。日傘でなんとか凌いだ。
故宮前は、西太后ヘアのカチューシャや弁髪帽子を売る男たちがいて、テーマパークのような賑わい。写真を撮ってくれるサービスもあるようだが値段が怪しい。
端門から入り、金水橋を渡って午門へ。入場料は60元。
人民会館、毛主席記念館と同様の巨大さながら、華やかさと重厚さのバランスが取れているのでとても美しい。『後宮小説』の世界などを思い出しながら歩みを進める。南から北上するだけでずいぶんとかかるようだ。日本の城などと比べても、大きさ・豪華さなどが桁違いである。
名残惜しかったが故宮をあとにして、時計を見ると12:00前。
すぐ北側の景山公演の丘にのぼることにする。小さな階段を10分ほどかけてのぼる。魏さんとずいぶん打ち解けて話ができている。
故宮を一望できる、と聞いていたが本当にそのとおりだった。古都北京は、小説、絵本のようなドラマティックさを、惜しみなく見せてくれる。
公園の丘を下り、外へ出る。静かな道をしばらく行き、 レストランを探す。
時刻は13:30過ぎ。
地安門外大街に出て、豆餠を買ってから峨眉酒家でランチ。
その後タクシーで南鑼鼓巷まで移動して街歩き。雑多な店、ファッションの店などかなりごみごみしていたがアジアのリアリティを感じるパワーがあった。
歩いて后海を目指す。湖畔に出て、柳の木の下を歩く。
銀錠橋はアジアのおもちゃ箱みたいな可愛らしさと得体の知れなさを持つ空間。
対岸のカフェでジャスミン茶を飲んで休む。
中国では、外の席はだいたいソファだ。これが古きよき北京の街並みというのだろうか。
九門小吃は改装中だった。
ずいぶん歩いて、19:30頃タクシーを二環から拾って三里屯へ。
ワンピース、パーカを買う。
表参道か六本木、ソウルの南大門のようなイメージ。什刹海近辺と同じ街とは思えない。どちらかと言うと、三里屯が北京の中でも特殊なのだろうと思うが。
21:00過ぎ、地下鉄に乗って帰路に。二本乗り継いで、21:45頃に動物園駅に戻る。魏さんには最大の感謝。
それにしても、北京の地下鉄の喧噪はすごい。電波があるらしく、走行中も大声で電話をするし、もちろん呼び出し音は鳴るし、離れた所でも話すし、人が降りる前に乗ってくるので、怖い。最後はかなり慣れてしまったのも、また。
2012/6/1
2012/6/1
寝坊して、あわてて出社した。
朝から日本チームと、項目のバイト数でもめる。面倒なことは日本に任せる。
お昼は少し歩いて、包子屋さんへ。
「社区」という団地のような敷地の中にあるお店。楊さんはいつも、中国の文化や歴史、考え方について教えてくれる。
大通りから少し小路に入って、横断歩道を渡ったりして、より中国(北京)の "生活" らしい一面を見ることができた。とうもろこしかゆも食べた。
楊さんに「日本では緑信号をなぜ "青" と言うのですか」と聞かれる。
日本語はあまり青と緑を区別しないのだ、と答えて、例として「青葉」という単語を挙げたがあまりしっくり来ていなかったようだ。
でも「緑の黒髪」という言葉もあるし、日本語の色についてはなかなか難しい(後半は私の頭の中の話)
夜は駐在のYさん、Hさん、Sさん、Nさん、基幹一部のKさん、Sさんに、昇進祝いと歓迎会をしていただく。本社ビル2Fの俏江南という店。
北京まで来て内輪感を出すのはちょっと嫌だったが、楽しかった。
寝坊して、あわてて出社した。
朝から日本チームと、項目のバイト数でもめる。面倒なことは日本に任せる。
お昼は少し歩いて、包子屋さんへ。
「社区」という団地のような敷地の中にあるお店。楊さんはいつも、中国の文化や歴史、考え方について教えてくれる。
大通りから少し小路に入って、横断歩道を渡ったりして、より中国(北京)の "生活" らしい一面を見ることができた。とうもろこしかゆも食べた。
楊さんに「日本では緑信号をなぜ "青" と言うのですか」と聞かれる。
日本語はあまり青と緑を区別しないのだ、と答えて、例として「青葉」という単語を挙げたがあまりしっくり来ていなかったようだ。
でも「緑の黒髪」という言葉もあるし、日本語の色についてはなかなか難しい(後半は私の頭の中の話)
夜は駐在のYさん、Hさん、Sさん、Nさん、基幹一部のKさん、Sさんに、昇進祝いと歓迎会をしていただく。本社ビル2Fの俏江南という店。
北京まで来て内輪感を出すのはちょっと嫌だったが、楽しかった。
2012/5/31
2012/5/31
7:45起床。朝食はパン、ワッフル、ベーコン。
作業内容は変わらず。お昼は楊さんと二人。鶏肉とピーマンの唐辛子炒め、麻婆豆腐。ハンカチを食堂のどこかに落としてしまった。
天気は午後からくずれる。17:00過ぎから雨。すこし冷える。
夕食は19:00過ぎに、近所で麺(スーラータンメンの類)をいただく。
シナモン?風味の固いパンに豚肉をはさんだものもごちそうになる。
日本とはたまに電話するが、鬱屈した空気が受話器から漏れ出てくるような
気がするので、耳もあまりつけたくない。
魏さんと賈さんが直接話をしてくれるので認識合せがうまくいって良い。
テレビ会議をしても、日本チームの混迷ぶりが伝わるだけで、
どうしたらこちらでもっと役に立てるのかが見えづらい。
16:00ごろ、内報が出て正式に昇格発令を受ける。
7:45起床。朝食はパン、ワッフル、ベーコン。
作業内容は変わらず。お昼は楊さんと二人。鶏肉とピーマンの唐辛子炒め、麻婆豆腐。ハンカチを食堂のどこかに落としてしまった。
天気は午後からくずれる。17:00過ぎから雨。すこし冷える。
夕食は19:00過ぎに、近所で麺(スーラータンメンの類)をいただく。
シナモン?風味の固いパンに豚肉をはさんだものもごちそうになる。
日本とはたまに電話するが、鬱屈した空気が受話器から漏れ出てくるような
気がするので、耳もあまりつけたくない。
魏さんと賈さんが直接話をしてくれるので認識合せがうまくいって良い。
テレビ会議をしても、日本チームの混迷ぶりが伝わるだけで、
どうしたらこちらでもっと役に立てるのかが見えづらい。
16:00ごろ、内報が出て正式に昇格発令を受ける。
2012/5/30
2012/5/30
7:30過ぎに起床。身支度をしてホテルの朝食へ。中華まんじゅう(葉っぱ入り?)、さんしょうの花巻は微妙な味。明日は別のものにチャレンジ予定。
午前中はスケジュールの調整、障害連絡等で時間が過ぎた。課長代理昇格連絡を受ける。陸部長に食券を借り、本社ビルの食堂でお昼。きくらげと豚、ピーマン、卵の炒めものと、きくらげとセロリ、にんじんの炒めものを食べる。買ってから、きくらげだらけであることに気づいた。
昼休みに、 楊さんと魏さんにカルフール(スーパーマーケット)に連れていっていただく。ウーロン茶、ジャスミン茶、ブルボンのお菓子購入(13元)
中国のお茶にはたいてい蜂蜜が入っているらしい。
夜は7:10頃に出て夕飯。近くのレストランで、鶏とピーナッツの炒めとキャベツの唐辛子炒め、肉団子をいただく。
7:30過ぎに起床。身支度をしてホテルの朝食へ。中華まんじゅう(葉っぱ入り?)、さんしょうの花巻は微妙な味。明日は別のものにチャレンジ予定。
午前中はスケジュールの調整、障害連絡等で時間が過ぎた。課長代理昇格連絡を受ける。陸部長に食券を借り、本社ビルの食堂でお昼。きくらげと豚、ピーマン、卵の炒めものと、きくらげとセロリ、にんじんの炒めものを食べる。買ってから、きくらげだらけであることに気づいた。
昼休みに、 楊さんと魏さんにカルフール(スーパーマーケット)に連れていっていただく。ウーロン茶、ジャスミン茶、ブルボンのお菓子購入(13元)
中国のお茶にはたいてい蜂蜜が入っているらしい。
夜は7:10頃に出て夕飯。近くのレストランで、鶏とピーナッツの炒めとキャベツの唐辛子炒め、肉団子をいただく。
2016年1月17日日曜日
2012/5/29
2012/5/29
5:00起床。5:57西荻窪初の中央線に乗り、羽田へ。
チェックイン、荷物預け、出港手続きを経て、9:10のフライトで北京に向かう。
K代理と合流して、車で北京市内へ。14:00過ぎにホテルに着き、15:30の待合せまで部屋で過ごす。26階からの眺めは非常に興味深い。日本側への挨拶回りで夕方までつぶれる。
7:30頃から陸部長、李本部長とお食事。
李さんは1995〜1998年頃に、日本に仕事で滞在されていたとのこと。
オウム真理教、 阪神大震災など日本の社会情勢についてもお話を交わす。
果たして、日本のうちの社員のうち、中国の現代史と政治についてどれだけの人が
適切に意見を述べることができるのだろうか。語学の現状といい、比較するほど恥ずかしいような気がしてしまう。(オフショアメンバーはいずれも日本語が堪能だ)
食事はバーベキューのような、ビアガーデンのような屋台スタイル。北京の人は羊肉と茉莉花茶を好むとのこと。さやえんどうの細切りを、にんにくと唐辛子で炒めたものがシンプルながら色あざやかで美味。
5:00起床。5:57西荻窪初の中央線に乗り、羽田へ。
チェックイン、荷物預け、出港手続きを経て、9:10のフライトで北京に向かう。
K代理と合流して、車で北京市内へ。14:00過ぎにホテルに着き、15:30の待合せまで部屋で過ごす。26階からの眺めは非常に興味深い。日本側への挨拶回りで夕方までつぶれる。
7:30頃から陸部長、李本部長とお食事。
李さんは1995〜1998年頃に、日本に仕事で滞在されていたとのこと。
オウム真理教、 阪神大震災など日本の社会情勢についてもお話を交わす。
果たして、日本のうちの社員のうち、中国の現代史と政治についてどれだけの人が
適切に意見を述べることができるのだろうか。語学の現状といい、比較するほど恥ずかしいような気がしてしまう。(オフショアメンバーはいずれも日本語が堪能だ)
食事はバーベキューのような、ビアガーデンのような屋台スタイル。北京の人は羊肉と茉莉花茶を好むとのこと。さやえんどうの細切りを、にんにくと唐辛子で炒めたものがシンプルながら色あざやかで美味。
2016年1月8日金曜日
こころの目
目が覚めるとこの頃、片方の目が霞んで視界がまだらであることが多く、薬のせいで目がだめになっているのかな、と不安になりながら起きる。お湯を沸かして、マグカップを温めているあいだに視界は元に戻る。
あなたはあんなに小説をたくさん読んでいるのにどうして人の気持ちがわからないの、と、かつて母に言われたことと同じことを言われて、わかんねえから読むんだよこのやろう、と思った。話したり、触れ合うだけで人の気持ちがちゃんとわかるなら、人は小説なんか読まなくていい。
あなたはあんなに小説をたくさん読んでいるのにどうして人の気持ちがわからないの、と、かつて母に言われたことと同じことを言われて、わかんねえから読むんだよこのやろう、と思った。話したり、触れ合うだけで人の気持ちがちゃんとわかるなら、人は小説なんか読まなくていい。
2016年1月6日水曜日
春が来ても
置き去りにしたり、保留しているものが多すぎて、後悔と申し訳なさで、自分が誰なのか不覚になるほどの夜を何とか越える。スーパーマーケットで、品物に手を伸ばそうとしてためらう。いっぱいにふくれあがったスーパーのビニール袋を持って帰る家、そこに帰って来る人のことを思い出すから。もう買えないもの、行けないところ、見られない写真、はめられない指輪だけが増えていく人生だ。まだ死んでいない人が死んでしまったあとの世界を思って「もっと一緒に生きていたかった」と言いながら泣く。
怒りのあまり手が震え、煙草を2本も折ってしまった。長いままの吸い殻が不格好に灰皿からはみ出している。怒りに燃えている時は何本吸っても平気だ。酒が飲めないかわり、私は煙草で気持ちを散らす。「きみって煙草が似合うんだよな」と、当の怒りの対象である男から言われたこともある。本当に怒っていない時は上手に吸えず、気分が悪くなる。寝る前にうっかり煙草に口をつけてしまった夜は、どうしてそんなことしたのかと、地獄のような吐き気と頭痛に後悔しながら眠る努力をしなければならない。なのにあの人はどうして、朝起きてすぐに煙草を吸ったり、夜寝る前に煙草を吸ったりしても平気だったんだろう。
それはつまりぼくのことを好きじゃないんじゃないの、と、男はとうとう気がついたように言った。そうかもしれない、と答えてから、本当にそうなのかどうか考え始めた。それなのに翌朝、彼は、子どもを育てる夢を見た、と言いながら起きた。二人目も生まれたよ。ぼくひとりでは産めないと思うから、たぶんきみとの子じゃないかな、などと言って。
怒りのあまり手が震え、煙草を2本も折ってしまった。長いままの吸い殻が不格好に灰皿からはみ出している。怒りに燃えている時は何本吸っても平気だ。酒が飲めないかわり、私は煙草で気持ちを散らす。「きみって煙草が似合うんだよな」と、当の怒りの対象である男から言われたこともある。本当に怒っていない時は上手に吸えず、気分が悪くなる。寝る前にうっかり煙草に口をつけてしまった夜は、どうしてそんなことしたのかと、地獄のような吐き気と頭痛に後悔しながら眠る努力をしなければならない。なのにあの人はどうして、朝起きてすぐに煙草を吸ったり、夜寝る前に煙草を吸ったりしても平気だったんだろう。
それはつまりぼくのことを好きじゃないんじゃないの、と、男はとうとう気がついたように言った。そうかもしれない、と答えてから、本当にそうなのかどうか考え始めた。それなのに翌朝、彼は、子どもを育てる夢を見た、と言いながら起きた。二人目も生まれたよ。ぼくひとりでは産めないと思うから、たぶんきみとの子じゃないかな、などと言って。
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