2015年3月12日木曜日

煙草の害について

とうとう煙草を買ってしまった。大学のころ、ふかし方から肺の中へ吸い込んでいくやり方を教えてくれた先輩のおかげで、今でも目眩のしないように吸うことができる。だからといって無理はしない。中途半端に3ミリグラムのものを吸う。最初に始めた時は8ミリグラムで、そこから長らく6ミリグラムと決めていたのだけれど、昨日たまたま入ったコンビニで、新製品を見かけたので買った。硬派マールボロの大衆マイルドセブン化が進んでいる、と思って、もうマイルドセブンじゃなくてメビウスっていうんだった、と思った。私が知っていた銘柄で、販売終了になって見かけなくなったものもずいぶん多い。煙草を辞めた日のことは、思い出したくもないほどよく覚えている。だからこれはほんの気まぐれにすぎず、案の定すぐに喉が痛くなった。夜はぜんぜん眠れなくて、久しぶりに睡眠導入剤を飲まないとどうにもならなかった。翌朝起きると喉の奥に薬の苦みが残っていて、ああこの味だわ、と思い出してひどく落ち込んだ。

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