2013年12月9日月曜日

みずぐすり

薬を飲んだのがいけなかった。数度の覚醒があって、でも朝の記憶ははっきりせず、結局ベッドの中でまどろみ続けて、日が南を回るころをとうに過ぎてしまった。どうしようもなさで、このままここで目が覚めなくなってもいい、とさえ思った。この自己嫌悪がなければ、薬で眠るのは気持ちいい。

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