2014年1月16日木曜日

指先

文章を読んでいて、体温が上がって思わずいきそうになるくらい、ぐっとくることはあって、それは何も名文であるからとかいうわけでなく、むしろちょっと意味わかんないんだけど、びっくりするほど、いきなり私に寄り添って響く瞬間がやってくるように書かれているものに出会うと、そうなる。図書館、部屋のソファ、喫茶店、電車の中、どこでも来るときは来るのだが、比較的、稀ではある。 いきそう、というのは文字通り性的な事柄と思ってもらってまあ差し支えないが、今のところその感覚に同意してくれそうな友人は、MN嬢しかいないと思われる。

裸足の人の、足の指の長さをつい見てしまう。舞台俳優などもそうで、足の人差し指が長いのが男らしくて私は好きだな、と思う。私は親指が一番長いので、自分とは違う遺伝子を求めているのかもしれない。足の人差し指が長い男は、私とは絶対的に異なる生き物だという気がする。

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