2014年1月27日月曜日

淵を覗く

ひどく絶望的な言葉を受けた。どんな演劇だって、これほどまでに他者との断絶を浮き彫りにすることはあるまい、という夜だった。あんまりつらい気持ちになったので、たまにはいいのではないか、という自棄ぎみな気持ちになってしまい、Twitterに思わず書いてしまったら、MN嬢がリプライをくれた。「体中の血の気がひいた」と言ったら、彼女もその夜に絶望的な目にあったらしく「私は身体が裏返って内蔵が晒されたよ」と返ってきた。さらに「血が引きすぎて体感体重が軽くなった」と訴えたら「飛べるかもよ!」と言われたので、一生手放さずにおくべきは、すばらしいボキャブラリの友人であることを痛感した。「身体が裏返って内蔵が晒される」なんて感動的ですらある。生きるのも死ぬのも汚いことだと思えばもう怖いものはあんまりない、かもしれない。

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