2013年7月24日水曜日

真夏の呼吸

階段から落ちた傷がまだ治っていないので、こんな真夏に黒いストッキングで出勤している。そうなると、スカートも靴も黒くなるので、暑くるしいことこの上ない。せめてシャツは涼しげでいたいと思うけれど、冷房のもとでカーディガンを羽織るなら別に何を着ても同じだ。

今日のランチは一人だったので、Perfumeを聞きながら駅前までサンドイッチを買いに行って、隅田川沿いの公園まで戻ってそれを食べた。日傘はさしていたけれどもちろん日差しは強く、じっとり汗ばんだ。でも、夏に外を歩くのなら絶対に七月がいい。八月は、あれは残暑というのであって、夏ではないと私は思う。太陽の意志が前だけ向いているのも、夏の花が上へ上へと伸びるのも七月までなのだ。 それを過ぎたらあとは秋めいた衰えの影が透けるようになる。どんなに暑くても、それは七月の余熱。

会社で、申告シートを提出させられた。部長や、人事部に見せるためのシートである。現在の部署で何をしているかとか、何か相談したいことはあるかとか、今期の目標は何か、とかいうのを書く。どうも春に異動して以来、以前、どうしてあんなにしぬほど働いていたのかよく分からなくなってしまった。それはいいことのはずなのだが、たとえば転校生が前の学校とキャラが変わってしまって、勉強も好きだったはずなのに新しい学校では勝手が違ってやる気が全然出なくなる、みたいな感じだろうか。ともかく勇気を出して、 申告シートに「上司面談希望」というチェックをつけた。話した結果や、今期の仕事ぶりの結果でこれまでの私の評定は下げられることになるかもしれない。でも、残業も減ってるし、会社への貢献度は下がってるから仕方ない。もともと私は、学校や職場など、ある集団においてはたいてい、高評価をもらうことに慣れている。(これは、自慢でも何でもなくて、20年来の被評価経験をもとに言っているだけ。キャラクタとか実績とかをもとに、先生や上司が私を評価するのである)慣れているから特にうれしくもないし、他の人に認めてほしいことをがんばりたいと思うので、評定が下げられたところであまり何とも思わないかなあ、というのが今の率直な気持ち。10月のシステムアーキテクト試験、どうしようかな。忙しいだろうし、でも年一回の試験だから申し込みだけはしようかと思う。

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